花やっこの世界

作ったものの記録と思ったことを書いています。

喫茶店でまちあわせ♡恋するクリームソーダなくびまき(とちゅう)

1980年代、わたしはばりばりに元気だった。ちょうど小学生から中学生へ成長をとげているころだ。恋についての話題がすこしつづ友達どうしで交わされるようになった頃、わたしはちびまる子ちゃんに夢中だった。

キャラクターの中でとくにお気に入りはまるちゃんのクラスメイトの野口さんだ。

地味で目立たない存在とくくられる類の野口さんだが、お笑い好き。

いつも教室のすみでクラスメイト達をじっと観察していて、とつぜん的を得た意見をのべる。

リコーダーのテストの日、野口さんがフルートのように横にリコーダーを構え、演奏した時は衝撃を受けた。野口さんのように強く自由に生きたい、そう思った。

 

同じ頃、もうひとつあこがれているものがあった。それはパステルカラーだ。

ミルクをまぜたようなふんわりやさしい色。あの頃、自分には似合わないと思っていた。

それに、野口さんにあこがれる自分がパステルカラーを身につけたりするのは、なにか間違っていると考えていた。高校時代はお父さんの深緑色のカーディガンがお気に入りだった。

 

あらゆる時代を生き抜いた花やっこであるが、社会に出たころからファンタジーワールドから来た人というような評価を頂くようになった。それがどういう意味なのかは深く考えず、とりあえず好意的に受け取った。ファンタジックに見えるのならばもしかしてパステルカラーも似合うかもと単細胞的解釈をし、好きな色を選ぶときには、あの頃選べなかったあこがれのふんわりカラーも手に取れるようになった。

 

パステルカラーはもしかしたら今でも似合わないのかもしれない。だが、わたしはぜんぜん気にしないのだ。野口さんからもらった強さと自由があるかぎり。

 

そんなことを思いめぐらせながら編んでいるくびまきです。

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